一歩敷地内に入れば別世界!アーバングランピングが楽しめる「ワイルドビーチ木更津」
千葉県木更津市にあるアーバングランピング施設「ワイルドビーチ シーサイド グランピング パーク」に宿泊した管理人による訪問レポートです。
INDEX
<アクセス>高速バスでも楽々!三井アウトレットパーク 木更津すぐ隣
「ワイルドビーチ シーサイド グランピング パーク」は、東京都心からも非常に近いアクセス便利な場所にあるアーバングランピング施設です。木更津市は東京湾アクアラインの千葉側の出口にあり、ワイルドビーチは木更津金田ICから5分という場所。
うれしいのは、東京からの高速バスも利用できること。
東京駅八重洲口前から京成バスが運行している「木更津駅・君津製鐵所」は、始発5:55から最終22:50で大体30分に1本くらいの割合とかなり頻繁。
東京駅14:30発の高速バスに乗れば、15:10に木更津金田バスターミナルに着きます。バスターミナルからワイルドビーチまでは徒歩20分、タクシーで5分程です(待機タクシーはない可能性大)。
また三井アウトレットパークのすぐ隣なので、三井アウトレットパーク木更津行きの高速バスに乗れればより便利でしょう。東京、横浜はじめ、新宿や池袋、さいたま新都心など多数の都市から直行便がでています。
<施設>3つのゾーンで楽しみ方の選択肢もいろいろ
アメリカ西海岸をイメージした敷地内は、一歩入ると標識も英語のみ。
突如海外にやってきたような不思議な錯覚に陥る空間です。
大きく分けると3つのゾーンに分かれており、入り口ゲートを入ってすぐの建物がレストラン。その奥の台形になっているところは、白砂を敷き詰めた「THE BEARCH 77」で日帰りBBQが楽しめるところになります。
もっとも広いのは「WILD KINGDOM」でグランピングエリア。
多数のテントとトレーラーが立ち並んでいます。
上の案内マップではちょっとわかりにくいですが、中央下部の3つの建物は「RHINOS」という独立ヴィラ式のホテルです。
今回本当はテントに泊まる予定でしたが、強風荒天で厳しいかもということで、私たちはRHINOSを利用することに。
<テント>海外で軍用にも使われる大型エアテント他
店長さんに敷地内を案内してもらいました。
見たことがないような巨大テントが立ち並んでいます。
大型エアテントは海外では軍用にも使用されているハイスペックなものとのこと。
同じテントがいくつも並んでいますが、実は内装はひとつひとつ異なり、家具類やシャンデリア、カーペットなども異なります。
ここは16平米で定員4名。
日本初上陸の柱の無いインフレータブルテントを使用し、Wベッドを中心にアッシュグレーでコーディネートされたスタイリッシュサイトです。
インフレータブルテント、初めて見ましたが、中はこんな感じで天井も非常に高く、もちろんかがんで移動する必要など全くありません。空気が入った柱が全体を支えていて、小さな子ども連れでも安心な構造になっています。
こちらは同じ16平米の広さですが定員は6名。
広いウッドデッキの上にNordiskの円形コットンテントと大きなタープで覆われたテーブルがセットされており、広々した空間でBBQを楽しむことができます。
こちらはまた別の大型テントになります。
太い柱を何本も組み合わせたテントで、入り口部分の屋根ありスペースにテーブルと椅子が置かれています。
この日は宿泊者がいないということで、ベッドメイクはじめ室内メイキングは行われていない状態でしたが、こんな広さです。
両脇の壁部分は全面メッシュにできるので、風通しも抜群でしょう。
<トレーラー>アメリカ直輸入のヴィンテージトレーラーも
さらにトレーラーも人気とのこと。
一番人気はやはりこのヴィンテージキャンピングトレーラーの「エアストリーム」。
内装もそのままの状態になっています。
キッチン設備など、実際には使えないところもありますが、それも含め古き良きアメリカの香りがたっぷり。実際に泊まれるというのは貴重な体験です。
エアコン搭載なので、夏でも冬でも快適に利用できます。
他にももう少しこぶりのトレーラーが3台。
こちらも一台ずつ内装が異なり、細部に至るまでこだわったデザインになっていて楽しめます。カップルで利用する人が多いとのこと。
<日帰りBBQ>白砂ビーチエリアでリゾート気分のBBQを楽しむ
変わってこちらはレストラン店内を突っ切った奥にある「THE BEARCH77」エリア。
この日はあまりの強風で営業休止状態だったので、屋外にセットされていたソファやクッション類はすべて片付けられてしまっていましたが、見学だけさせてもらいました。
(営業している時の風景は公式サイトにてご確認ください)
白砂敷き詰めた広い空間。
そこに3か所、テーブルが並べられています。
テーブル隣には、屋根付きの囲われたスペースが。ここにクッションが敷き詰められ、食事後にはここでのんびりくつろぎながらドリンクを飲んだりできるそうです。
日本にいながらにして海外リゾート気分が楽しめます。
こちらは、レストランのテラス席のBBQスペース。
通常の営業時はブルー系の色のクッションが並べられるとのこと。
こちらも、各テーブルスペースが非常にゆったりしていて、目の前に広がる770坪の白い砂浜を眺めながらのバーベキュー。
普通のデパ屋BBQなどとは全く別物です。
今回案内してくれた店長さん。
本当にフレンドリーで、笑顔がキュートな方でした。
<ホテル>内装も凝った2階建て独立型ヴィラタイプのRHINOS
さてもう一か所、グランピングではないのですが「RHINOS」という2階建て独立型ヴィラタイプのホテルがあります。
全3棟で、それぞれ1F部分にガレージがある作り。
アメリカのモーテルがモチーフになっているそうです。
中に入ると目の前には螺旋階段。
居住スペースは2階にあります。
玄関すぐ横には広いバスルーム。
バスタオルやボディソープ、シャンプーなども備え付けられています。
奥に洗面台、右側の広い部屋にはトイレとシャワースペース、そしてジャグジーバス。
ジャグジーバスはこんな感じ。
側面がガラスになっていて、2人一緒に入れる広さです。
3棟がそれぞれ全く異なるデザインになっていて、私たちが泊ったのはサファリキャンプがテーマの「サファリブラウン」。
部屋の真ん中にはねじれた樹。その隣にはブランコ。
ベッドには淡い茶色のチュールがかけられていて、アンティークなスーツケースを模したテーブルやチェアもお洒落。
隅々までこだわりまくった家具・内装に、思わずテンションがあがってしまいます。
BBQをするのはテラスで。
ここからは東京湾アクアライン、海ほたるも眺めることができます。
<宿泊体験>テラスで海風を浴びながらBBQを楽しむ
そんなわけで、施設内をぐるぐる見学させてもらい、夕陽が海に沈むころテラスでのんびりと。
おそらく東京湾アクアラインも速度制限かかっただろう強風の一日でしたが、このテラスは風がそれほど当たらない場所で、快適でした。
スタッフの方が持ってきてくれたBBQ食材。
お肉やカットされた野菜が密封パックの中に入っています。あとマシュマロとビスケット、ポップコーンも。
食器や調味料もすべてこの中に収められていました。
夜は長いからもう少し食材買い足そうということになり、近くのベイシアに。東京・神奈川では見かけないベイシアですが、安くて食材充実で知られるスーパーチェーンで、下ごしらえ済の味付け肉や魚もたくさんあり、BBQ食材の買い足しにはとっても便利です。
ビールやその他ドリンクもすべてここで調達しました。
不慣れな私たちのため、スタッフの方が火起こしまでやってくれちゃいました。
まずはビールで乾杯!
野菜は串に刺して焼き、買ってきた海老やジャガイモは、アルミホイルに包んで蒸し焼きに。
食べ応え満点のステーキは、焼き過ぎないように。何分くらい焼いてひっくり返すのかなど、ちゃんと焼き方ガイドのシートもあるので、それに従ってやれば安心です。
お肉美味しかった!
最後はマシュマロをこんがり焼いての「スモア」。
テラス席で心地良い風に吹かれながらのBBQ。
東京からもすぐの木更津で、こんなにのんびり楽しい夜を過ごせるとは思いませんでした。
今度はテントグランピングも体験してみたいなと思います。
今回、外部媒体の取材を兼ねてだったため、RHINOSには無償で宿泊させていただきました。