【見学】開放感あふれる風景にこだわり施設~マザー牧場グランピング
都心から車で1時間ほど。
そんな近距離なのに大自然満喫でき動物とも触れ合える「マザー牧場」に今年初夏、新たなグランピング施設がオープンしました。
予約とるのも大変な人気農園リゾート「THE FARM」のフランチャイズ1号ということもあり期待大の方も多いことでしょう。今回「秋の南房総ファムトリップツアー」に参加し、そのツアー行程の中で見学をさせてもらいました。
結論から言うと「期待以上」。
施設内容も素晴らしいですが、あのロケーションが最高!!!
オープン半年で既にリピート利用も多く、冬季も週末は一瞬で予約が埋まる激選区となっていますが、平日であれば多少の空きはあるようです。
まずはクラブハウスの建物内。
オープン半年なのでまだピカピカで、外からの陽光が奥まで差し込む心地よいスペースとなっています。
一画はバーエリア。
その手前に置かれたテーブルには、宿泊者向けのフリードリンクが用意されていました。
四台並べられているキュートなフォルムの乗り物はトヨタの3輪立ち乗り電動モビリティ「C+walk T」。敷地内はなだらなか丘になっていますので、これに乗って景色を楽しみながら散策なんていうのも気持ちがいいもの。特に花満開のシーズンに乗ってみたいものです。
マザー牧場は250万平方メートルもの広大な敷地をもつ家族連れに人気の観光牧場。最近では「千葉で雲海(?)体験できるフォトジェニックな場所」としても話題の鹿野山に広がっており、高台からは東京湾や関東平野周辺の山々、そして富士山まで見渡せる開放感たっぷりな景色が楽しめます。
その中でも斜面に作られたグランピングエリアは、とりわけ開放感たっぷりの空間となっています。まさに高原リゾート。
こちらはクラブハウス前に設置されたテントサウナ。
冬キャンプで、テント内の高温サウナと空気も冷えた屋外を交互に体験することで究極の「整い」が得られると今熱い人気です。
熱した石に水をかけ瞬時に蒸発させる「ロウリュウ」も可能だそうです。
一度に4名まで利用でき、当日予約制で1時間5,000円。汗も流してすっきりできそうです。
グランピングエリアは、丘にそって走る道の両脇に広がっています。
もともとはコテージがあったとのこと。
この道ですね。
今は咲いていませんが、右側に斜面はお花畑になっています。
最初に見学したのは「ファミリースイートテラス」。
広いウッドデッキには、テント、そしてビニールでぐるり囲えるダイニングコーナー。さらに手前にはカウンターテーブルとチェアも置かれています。
このカウンターテーブル、香取の「THE FARM」宿泊時にも体験していますが、本当にいいんですよ!
夜、ワインをボトルで調達し、ここでまったりのんびり過ごすと最高です。
特にこのロケーションなら、朝昼夜と移り変わってゆく山々の景色を楽しめますし、日が落ちればきっと満天の星空が目の前に広がることでしょう。こんな贅沢なスペースを独占できるなんてなかなかないことです。
テントはグランピングで一番人気のノルディクスのコットンテント。
その上にもう一枚、厚手タープがかけられていました。
床は板張りで、中にはセミダブルベッドが2台。
ここは最大5名まで泊まることができます。
天井も高くて中の空間は広々。
椅子やテーブルなどの家具もあり、一画にはかわいらしいティピーテントも。お子さんの秘密基地になんてことが公式サイトに書かれていました。もちろんエアコン設置で、夏は涼しく冬は暖かく。
テントサイトが9種類にコテージが1種類の全10タイプ。
ダイニングの上にさらにウッドデッキが作られた二階建ての「ヴィラテラス」もあります。
12月初旬の房総半島は紅葉シーズン。
エリア内では真っ赤に染まる樹々もあり、青空に映えます。
まわりを樹々に囲まれ静かな林間を楽しめる「ファームテラス」。
アルプスの少女ハイジごっこができちゃう!?
広々とした展望を満喫できる共有ウッドデッキも。
春になれば、斜面のお花畑をここから眺めることができます。
エリア最奥部には豪華サイト「グランテラス」。
ウッドデッキにはかがり火もたかれるとのこと。
ベッドが2台で、ミニバー付き。
さらにウッドデッキの一角にはスレート状のものがはめこまれた一画があり、ここで本格焚き火体験できるとのこと。使われるのは丸太に切込みを入れて燃やす憧れの本格スウェーデントーチです。神秘的な炎に癒されるはず。
2019年に房総半島を襲った台風では大量の倒木が発生しましたが、それが今、こうして千葉のグランピング施設やキャンプ場の夜を盛り上げる大切な役割を担っています。
お食事メニューは、ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。
夜は手造りソーセージなどマザー牧場のこだわり食材を使用したBBQ、朝は牧場内の好きな場所にピクニックしながらいただけるモーニングボックスです。
これはチェックイン時に渡されるルームキー。
南房総のソメイヨシノで作られたという動物フォルムがかわいらしいですね。
●【 オーダー】マザー牧場さま サインとキーホルダー グランピング ~ ZUKOUSHITU
この鍵のうち1本は、シャワートイレ棟で利用するもの。
なんとここ、1サイト毎に1つずつシャワールームが用意されているのです。
「シャワー利用時間が重なって、他のグループの人が使い終わるのを待たなくちゃいけないのって不便ですよね」とスタッフの方。
確かにこれならいつでも好きな時間に利用できますし、同じグループの人とだけ共有するなら衛生面でも安心でストレスもありません。
洗面所は高級ホテルクラス。
シャワーヘッドにもこだわりが。
見学に来る前から、施設内容や食事メニューなどは公式サイトやプレスリリース等を見て知ってましたが、その他の様々なこだわりや快適に滞在してもらうための工夫が凝らされていることを今回初めて知りました。
何より実際に来てみなければわからなかったのが・・・
この素晴らしいロケーションでしょう。
春になれば、この景色もまたがらり変わります。
宿泊するとさらに、牛の乳しぼり体験やアルパカとのふれあい、さらにバターづくり体験などのアクティビティにも無料で参加できます。
残念ながら人気すぎ、予約可能な2022年1月4日までは空き枠がほとんどない状態ですが、春以降の予約受付が始まったらすぐ申し込めるよう、今のうちにプラン詳細をチェックしておきましょう。