廃校になった学校敷地を活用したグランピング施設

少子化で廃校となった学校校舎をリノベーションして地域活性化に役立てている事例が首都圏でも増えています。千葉だと、校舎宿泊もできる道の駅「保田小学校」、お洒落なレストランやゲストハウスなどに生まれ変わった「シラハマ校舎」があります。

実はグランピング施設として再活用されている所もあります。

関東で、廃校となった学校敷地を活用して作られたグランピング施設をご紹介しましょう。

INDEX

まずひとつめが、昭和9年に建造されたというレトロな木造校舎を利用して作られた「昭和ふるさと村」。国の登録有形文化財にも指定されているそうです。

グランピングサイトは学校のプールサイドなどに設置され、焚き火コーナーもあります。

校舎は「昭和ふるさと館」として昭和時代の暮らしが体験できる施設に。懐かしい学校給食を体験することもできます。グランピング宿泊しながら、陶芸体験やそば打ち体験など楽しんでみてはいかがでしょうか。

外房の長生村で2019年にオープンした「BUB RESORT Chosei Village」は、もともと小学校だった場所で敷地面積はなんと40,000平米。

その広い校庭にウッドデッキと大型テントが並びます。

ここの特徴はなんといっても、充実したアクティビティ。14時以降にチェックインしたらまずはその日に行われるアクティビティを確認しましょう。そば打ち体験や火起こし、虫取り体験に乗り物体験と、家族で楽しめるアクティビティが次々に行われています。

センターハウスの他、巨大なガレージや学校校舎もアクティビティ会場となっているので、雨の日でも楽しめます。

2021年4月にオープンしたばかりの「高滝湖グランピングリゾート」は、旧高滝小学校をリノベーションして作られた施設です。静かな湖畔の敷地内には、一部がクリアになったドームテントを中心に、お洒落なベルテント、全面シースルーのクリアドームテントなどが建ち並びます。

ドームテント内は広い空間で居住性も抜群。ダブルベッド2台もしくはシングルベッド4台が設置され、冬季にはこたつも。

＋　＋　＋

昔ながらの小学校の校舎に入る機会なんてなかなかありません。
タイムトリップしたような空間で過ごせば、忘れていた昔の記憶も蘇ってくるかもしれません。

童心にかえって楽しめる廃校活用グランピング施設、ぜひチェックしてみてください。